http://digital.asahi.com/articles/ASKBC4CTMKBCUCVL00D.html
売り上げ減少が続く文庫本について図書館での貸し出し中止を文芸春秋の松井清人社長が要請することが分かった。貸出数の4分の1を文庫が占める地域もあるなどと実情を示し、13日の全国図書館大会で市場縮小の要因の一つと訴える。
この記事にもありますが、「雑誌で連載し、単行本にまとめ、文庫化することで、費用を回収」というビジネスモデルが現状に合わなくなってきているんじゃないですかね? 出版業界も時勢に合わせてビジネスモデルの修正も必要だと思います。
以前、同じように問題視されたベストセラーの複数購入にしてもそうですが、「図書館で借りてなら読むけど、買ってまでは読まない」という層が一定以上存在すると思われるので、そういう人たちが図書館で借りられなくなったからと言って、じゃあ、その本を買って読むかというと、ちょっと疑問です。
借りる場合はとりあえず借りて読んでみる、という人も買うとなると慎重になるということもありますし・・・。