http://www.asahi.com/culture/update/0606/TKY201206060238.html
レンタル大手「ツタヤ」が来春から、佐賀県武雄市の市立図書館の運営を任される。ポイントカードを図書館カードとして導入、年中無休で夜遅くまで開館といった、時代に即した使いやすさを売りにする。一方、日本図書館協会は先月末、利用者の貸し出し履歴が図書館業務以外に使われる可能性を指摘し、批判の声をあげた。
公的施設の運営を指定管理者に委ねる方式はかなり広がっていますが、委託先の企業の会員システムをそのまま流用する方式は余り聞いたことがありません。
懸念されている図書館の利用履歴がどのように使われる可能性があるのか、転用を制限する契約条項があるのか、十分な議論が必要ですね。
ツタヤからすれば既存の会員管理システムをそのまま使用することでコストダウンが図れるのかもしれません。ただ、通常貸し出し対象はその自治体の居住するか通勤しているという要件があると思いますが、これをどのようにチェックするのかですね。住所は分かるとして、市内への通勤確認はどうするのかな？ Ｔポイントカードにそんな仕組みがありましたっけ？
