MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

電子書籍ブーム、コンテツビジネスとしてどう評価すべきか(日経トレンディ)

  http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100727/1032486/
「コンテンツ立国の処方箋」という連載記事の一つですが、見出しだけ見ても、

  1. 電子書籍バブルとも言える盛り上がり
  2. 日本でも電子書籍は普及するか?
  3. 電子書籍で出版社は救われるか?

となかなか興味深い構成になっています。
個人的な感触では、「2」は微妙、「3」は否ですね。出版社という既得権者がそのまま電子書籍という新たな業界で生き残ることは無いでしょう。
また、「1」の電子書籍バブルに関してもハードメーカー主体の囲い込み戦術を取る会社が多いような気がしますが、それでは以前失敗したのと同じ轍を踏みそうです。ハードメーカーは供給者の仕様で機器を製造するだけであって、主体になってはいけないんだと思います。
各社の発表内容やすでにサービスを開始している事業者を見ると、プロテクトガチガチの供給方法が多いようですが、CCCD で失敗した先人の二の舞にならないことを祈ります(-_-)。