MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『輪廻』 16:45

千日前OSスバル座にて。

さて、『輪廻』は今日が初日でしたが、ガラガラでした。ジャパニーズ・ホラーも飽きられてきたのでしょうか?(*_*)☆\バキッ 優香&香里奈ではお客が呼べないのかな? ホラーはTVCMをうつにも制約が多いので難しいとは思いますが、「呪怨」シリーズでブレークした清水崇監督でもこの入りだと厳しいですね。
さて内容ですが、35年前にあるホテルで起こった大量殺人事件を題材にした映画の製作が行なわれることとなり、原案・シナリオも担当した松村監督(椎名桔平)も参加したオーディションで引っ込み思案な女優志願の渚(優香)が抜擢される。それ以来渚の周りや夢の中に人形を抱いた少女の姿が見えるようになるのだが、その少女は渚が演じる事件で最後に殺害された少女にそっくりだった。渚はこの少女の生まれ変わりなのか?
一方、女子大生の弥生(香里奈)は行ったこともないホテルの夢を見るのだが、子供の頃から繰り返し見てきたらしい。ボーイフレンドの知り合いである女優志望の「フシギちゃん」由香(松本まりか)に相談するのだが、由香が失踪する。夢に出てきたホテルが35年前に殺戮事件があったところだと知った弥生はホテルに向かうのだが・・・
というお話です。映画の中で映画『記憶』が撮影されると言った趣向は面白いのですが、転生した人物がなぜ事件から35年も経った今になって「活動」を起こしたのかとか、松村監督はなぜこの事件を取り上げたのかなど、説明されていない事項が多い上にストーリー上も時間と場所を超越しちゃっているので、辻褄の合わないところも散見されます。まぁ、ミステリじゃなくてホラーなので怖ければそれでいいのかもしれませんが。
あと、映画『ノロイ』でも霊感少女役で出演していた松本まりかちゃんが「フシギちゃん」役で出ていたのが面白かったですね。
 千日前OSスバル座
いやー、この映画館に来たのは本当に久し振りです。昔、何度か来たことはありますが、最近ではミナミで映画を見るということが少なくなりました。この映画館はスクリーンが円筒状になっているのが特徴で、かつては70mmパノラマ上映が行われていた頃の名残ですね。
それと、映画館の構造が階段状なのは前の人の頭が邪魔にならないのでいいのですが、椅子の老朽化は顕著で、カップホルダーもありませんし、首の当たる背擦り上部が硬いのには参りました。これでは首を痛めます。
また、せっかくのパノラマワイドスクリーンも映すものがなければ宝の持ちぐされですね。梅田にあった旧OS劇場は解体されましたし、ニューOS劇場(現OS劇場)のスクリーンは平板のものに張り替えられてしまいました。なので関西ではパノラマワイドスクリーンはここだけだと思います。