MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『フライ,ダディ,フライ』 9:55

近所のシネコンにて。
9:30頃について吃驚。建物の表まで行列が延びています。こんなことは初めてです。『マトリックス レボリューションズ』の初日公開の時でも、最近なら『スター・ウォーズ Ep.3』の時でも見られなかった行列です。カウンターもここでは珍しく3つ開けています(全部で4つあります)。う〜ん、一体何があったのでしょう?
で、『フライ,ダディ,フライ』の劇場に入って見ると・・・ガラガラでした。岡田准一堤真一主演ですが、それでもお客は呼べないようです(-_-)。
お話は娘が殴られて大ケガをさせられた父親(堤真一)が仕返しのため、相手の高校に乗り込むが近くの別の高校に迷い込み、そこの生徒・朴(岡田准一)にトレーニングを受けて、犯人の高校生に戦いを挑むというものですが、余りにも予定調和過ぎて、面白みに欠けますね。例えば会社や妻から何をしているのかと責められたり、犯人の高校生の父親が大物政治家という設定なので、その線で圧力や妨害があったり、とかの障害がほとんどありませんし、自分自身が挫折しかけるという場面もありません。唯一あったのが朴に靴を贈ろうとアジト(?)を訪れると自分の報復戦が賭けの対象になっているのを見て怒って立ち去ろうとする場面くらいですから。
あと、個人的に好きな場面は駅から迎えの車の代りに最初はバスに乗りますが、その後は走って帰るところですね。最初は呆れていたバスの乗客たちも最後には窓から手を振って応援していました。また、この運転手や乗客たちが個性的な俳優さんたちでした。(運転手)温水洋一、(乗客たち)徳井優田口浩正、大河内浩、神戸浩、など。