MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『望み』 9:40

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高槻アレックスシネマ スクリーン1にて。

2020年「望み」製作委員会作品。
監督:堤幸彦
原作:雫井脩介
出演:堤真一(石川一登)、石田ゆり子(石川貴代美)、岡田健史(石川規士)、清原果耶(石川雅)、加藤雅也(寺沼=刑事)、市毛良枝(扶美子=貴代美の母)、松田翔太(内藤=雑誌記者)、竜雷太(高山=工務店社長)、渡辺哲(与志彦の祖父)、富永美樹登坂淳一、他。
ある日姿を消した息子に殺人容疑をかけられた家族は、マスコミや警察から追い詰められながらも息子を守ろうと立ち向かうが、しだいに家族内で衝突が生まれていく。
ちょっと重い話なので、観るかスルーするか悩みましたが、観ることにしました。
「生きてさえいれば犯人であってもいい」という母と「殺されていたとしても被害者(犯人ではない)と信じたい」という父や妹との対立が起こりますが、なかなか厳しい選択ですね。ただ、そこはあまり深掘りされなかったような気がします。結末は残念なものでしたが、良かったのか、悪かったのか・・・。
また、エピローグで貴代美が「生きていると知った時は嬉しいかもしれないが、その後は・・・」と述懐するのが印象的でした。
それにしても、本作の中でも描かれていますが、メディアスクラムや匿名での家族への攻撃は酷いものでした。少なくとも犯人と分かる前からあれは無いと思う。(-_-)