MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『レディキラーズ』@ナビオシネ

コーエン兄弟監督作品。主演トム・ハンクス
往年の名作『マダムと泥棒』のリメイクとくれば見逃す手は無いのですが、封切り二日目なのに上映はシネマ7(定員150人)の小さいところ、ちょっと残念です。
世界の中心で、愛をさけぶ』なんかは日曜日なのにレイトショーまで満席状態なのに・・・・。
さて、残念なことにσ(^_^)は『マダムと泥棒』は未見です(*_*)☆\バキッ 大まかな粗筋は知っていますが・・・。
この新作ではトム・ハンクス扮する泥棒の親玉が大学教授という触れ込みで一人住まいの寡婦の住む家の部屋を借り、音楽の練習という名目で地下室を使わせてもらいます。眼目はそこからトンネルを掘って川べりのカジノの金庫から現金をゴッソリ頂こうというものです。計画は成功しますが、ひょんなことで老嬢に地下室の有り様を見られてしまいました。やむなく誰かが老嬢を殺害するという結論を出しますが・・・・。
なお、リメイクですが、題名は原題も日本語題名も旧作とは違っています。コーエン兄弟としてはリメイクというより、プロットを借りて自分たちのアイディアの見せ所とでもいうつもりなのでしょうか。映画の出来は期待どおりでした。最近はシリアスな作品への出演が多いトム・ハンクスですが、元々はコメディー出身なので、何の違和感もありません。大学教授に扮してさまざまな蘊蓄を披露して老嬢や近所のご婦人がたを煙に巻くところなどはさすがです。
この映画の満足度は「8」、お進め度は「9」です。