京都シネマ シネマ３にて。
2020年中国映画。
原題：一秒鐘 One Second
監督：チャン・イーモウ
出演：チャン・イー（逃亡者）、リウ・ハオツン（リウの娘）、ファン・ウェイ（ファン電影）、他。
地方の村にある男が砂漠を歩いてやって来た。映画を見たいようだが、この村での上映は終了し、次は隣村（といってもかなり遠い）でないと上映されないという。そんな時、一人の子供がフィルムを１巻盗んだのを目撃した男はその子供を追いかけたのだが・・・。
なかなかいい作品でしたね。最初は年代がはっきりしなかったんですが、劇中で上映された映画が1964年製作と出たので、60年代後半だろうと推測しました。
それにしても、数か月に一度の映画上映は村一番の娯楽のようで、村中総出で楽しんでいましたね。
ただ、タイトルはある意味でネタバレ？(^_^;)
ところで、男に手紙で知らせたのは誰なんだろう？家族とは縁を切られていたようだし・・・。（謎）
日本でも昔は上映が終わった映画のフィルムをその日の内に次の劇場に運んで、そちらで上映するなんていう時代もあったそうですが、今は昔のお話ですね。(^_^)
また、子供がフィルムを盗んだ理由も切ないですね。しかし、荒れ地の道で現れたもう一人（子供？）は誰だったのだろう？弟じゃないし・・・。（謎）
