MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ヴォイジャー』 9:50

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シネ・リーブル梅田 シネマ2にて。

2020年アメリカ・チェコルーマニア・イギリス合作映画。
原題:Voyagers
監督:ニール・バーガー
出演:タイ・シェリダン(クリストファー)、リリー=ローズ・デップ(セラ)、フィオン・ホワイトヘッド(ザック)、コリン・ファレル(リチャード教官)、他。
環境変化に伴う飢饉に対処するため、居住可能な惑星を探査隊が派遣される。しかし、航行期間は80年以上に及び、船内で世代交代し、孫の世代で到達するという計画であった。
だが、薬によって個人の欲望が抑制されていることを知ったクリストファーたちはそれに反発し、欲望の赴くままに行動するようになったのだが・・・。
それにしても、船内で世代交代って・・・。うまくカップルができればいいけれど、三角になったり、ハグレができたらどうするのだろう?
それとも、個人の欲望が抑制されていれば、決められたカップルで行為に及んで、子を成すということだったのかな?(謎)
【追記】子孫については予め決められた年齢に達したら、人工受精によってできた受精卵を育てることになっていました。
しかし、そもそも、志願者でもない子供たちをある意味では強制的に宇宙に送り出し、欲望抑制剤を投与して、秩序維持を図るというのは奴隷制度と変わらないと思う。やはり、覚悟のできた成人の志願者を送るべきだと思いますけどね。20代のメンバーを送れば、40~50年は生きられるので、充分に孫の世代で到達できそうだと思います。
なんの覚悟もないハイティーンの若者を送って、「たが」が外れたら、この映画のような無秩序の状態に陥るというのは想定できそうなものです。関係者はあの「抑制剤」の効果を信じきっていたのかな?でも、植物に有害判定されるような物質はダメだと思う。
ちなみに、フィルターは壊れたら交換するのではなく、予防保全で壊れる前に所定の期間が経過したら交換するようにしないとダメだと思いますけどね。
また、そもそも、コールドスリープ技術はまだ実用化されていなかったのか?でないと、移住者も到達するのは孫世代になるので、移住希望者が出てこないんじゃないですかね?