MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『偶然と想像』 18:20

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引き続き、シネ・ヌーヴォにて。

2021年日本映画。
監督:濱口竜介

  • 第1話「魔法(よりもっと不確か)」
    • 出演:古川琴音、中島歩、玄理、他
    • 親友が「いま気になっている」と話題にした男が、2年前に別れた元カレだったと気づくのだが・・・。
  • 第2話「扉は開けたままで」
    • 出演:渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、他
    • 自分を落第させた教授が芥川賞を受賞したことを逆恨みした学生が、彼にハニートラップを仕掛けようとしたのだが・・・。
  • 第3話「もう一度」
    • 出演:占部房子、河井青葉、他
    • 仙台で20年ぶりに再会した2人の女性が、高校時代の思い出話に花を咲かせていたのだが、徐々に驚くべき真実が明らかになる。

各話ともタイトル通り、偶然と想像が関わってくるオムニバス作品です。
第1話は偶然にしても出来すぎじゃないかなと思いますし、第2話のラストの偶然は逆にあり過ぎて、意外性に欠けますね。
そういう意味で個人的には第3話の「もう一度」がよかったですね。河井青葉さんが出ていたし。(^_^)
【追記】本作は2021年ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したそうですが、あまり話題にならなかったですね。なんでかな?
【追記2】第3話は冒頭で2019年にウイルスの影響でネットワークが壊滅的被害を受け、世間は郵便などの古典的な通信手段に頼って動いているという説明がありましたが、ストーリー的にはあまり関係が無いような・・・。確かに夏子はIT企業に勤めていて失業中とか、配信サービスがダメなので、Blu-ray の宅配便で受けとるとかいうのがありましたが、ストーリー上必要かというと、そうでなくても構わないと思います。なので、あの冒頭の設定はなんだったのかな?と思いました。