MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ブラック・ウィドウ』問題

前にも書いたように全興連が通常の興行形態から外れた作品の上映は行わないという風なことを決めているため、『ブラック・ウィドウ』はメジャーなシネコンでは上映されず、イオンシネマや独立系の劇場などでのみ上映されているため、見るのが大変です。
で、当初、σ(^_^)は封切日が7月8日(木)と変則的だったからと思っていたのですが、Disney+による配信と同時に公開するのがダメなのかな?のようです。
というのは以前、銚子電鉄の『電車を止めるな!』を見に行った時に、上映後の挨拶の際に「(鑑賞機会を増やすために)ネット配信とかしないんですか?」という質問が出ましたが、その時に銚子電鉄の方が「配信してしまうと、『普通の映画館』では上映してもらえないんですよ」(二重かっこは筆者)という回答でした。その時は聞き流していたんですが、今回の『ブラック・ウィドウ』のように封切と(ほぼ)同時に配信も開始するというのがアウトだったのかな?と思うようになりました。さて?
【追記】調べてみたところ、

全興連は、2021年1月21日付で、弁護士を通じ「これまで通りの形式で劇場公開をしない作品については上映しない」といった趣旨の文書をウォルト・ディズニー・ジャパンに送っています。

ということですね。要は配信する作品は劇場公開を推奨しない(上映しないとは言ってない)ようです。
これのきっかけは『ムーラン』の配信のみへの移行(この結果、それまでの劇場が行なってきた宣伝は Disney+のためにしかならない)、さらには『ソウルフル・ワールド』までもが配信への移行になったことで、結果的に映画館は無料で Disney+の宣伝をし、パンフレットや関連商品などの仕込みがすべて無駄になったそうです。そのため、前記のような申し入れになったようで、『ブラック・ウィドウ』も劇場公開はされたものの劇場数が少なくなってしまったようです。
いやー、地元のシネコンが独立系でよかった・・・。昔のまま、TOHOシネマズだったら上映されないところでした。(^_^;)
個人的には配信はしたければどうぞ、と言いたいのですが、『ブラック・ウィドウ』の場合、月極料金の他に追加料金が必要で、鑑賞するには約4000円も必要になります。これはファミリーやカップルで見る分にはいいのかもしれませんが、「御一人様」にとってはこの料金は法外です。(-_-)
【追記の追記】
考えてみたら『電車を止めるな!』なら、配信してもどうせメジャーなシネコンにはかからないので、全興連の「締め付け」は影響が無かったんじゃないのかな?とも思います。