大阪ステーションシティシネマ スクリーン12にて。
2020年「相撲道～サムライを継ぐ者たち～」製作委員会作品。
監督：坂田栄治
協力：境川部屋、高田川部屋
1500年以上もの歴史の中で日本人の暮らしに深く根ざし、今では国技として広く知られる相撲の魅力を歴史、文化、競技、様々な角度から紐解くドキュメンタリー。
うーん、この説明文はツッコミどころが満載なんですが・・・。(-_-)
しかも、内容の大半は二つの相撲部屋に密着したもので、『相撲の魅力を歴史、文化、競技、様々な角度から紐解く』というのはほとんど無かったですね。
副題の『サムライを継ぐ者たち』というのもダウトだし・・・。
現在の「大相撲」は江戸時代中期以降に始まった相撲興行の流れであり、1500年前（奈良時代以前？）からのものとは別物と言っていいほどに変化しています。
まあ、それはそれとして、現在の相撲部屋に密着した『日々鍛練を積み不屈の精神で闘い続ける力士たちの姿を映し出す』ドキュメンタリー作品としてはよくできていたと思います。ただ、難点をあげるとしたら、力士が四股を踏む時に「ズシン」というような効果音を付けるのはドキュメンタリーとしてどうかな？と思いました。
【余談】思ったよりも多くのお客さんが入っていたのが意外でした。
