MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「鶴の一声」に霞が関大わらわ ハンコ業者「もう廃業」(朝日新聞デジタル)

  https://digital.asahi.com/articles/ASNB4677GNB4ULZU00G.html

ハンコが行政の手続きや文書からなくなろうとしている。菅義偉首相や河野太郎行政改革相の意向を受けて、霞が関の官僚たちは「鶴のひと声があればやるしかない」と口をそろえる。役所の面倒な手続きが簡単になればいいが、課題はいろいろある。
急に決まった印象もある「脱ハンコ」だが、実は既定路線だった。安倍政権で7月に決めた規制改革実施計画に基づき、年内をめどに手続きの見直しを各府省に求めていた。

記事にもありますが、「認め印」は不要になっても「実印」「印鑑証明」は簡単には不要にはならないと思いますよ。
σ(^_^)も仕事先で実印や印鑑証明の代わりに電子証明で契約処理ができる官公庁もありますが、実際には「紙の書類を7部出しなさい」とか、役所は平気で言ってきますからね。「要るんだったらそっちでコピーしろよ」と思っても、役所に対してそうは言えないので・・・(-_-)。
また、役所は基本的に書類は「取りに来い」ですからね。「郵送してください」というと「切手代が予算化されていないのでダメ」だし、「着払いでいいので」というと、「そういう手続きが決まっていないのでできない」と言われます。
なので、役所の業務の簡素化は「ハンコ」だけの問題じゃないんですけどね。
【余談】ただし、電子証明を使うのも最初の設定が結構面倒で、説明書を読んでも分からないことが多いので、役所の窓口や証明書の発行元などに電話して、コントロールパネルを開いて、どのパネルを開いて、どのタブのどの項目を確認して・・・など、あれこれ指示を受けないと設定ができない。正しく設定されていないPCでは電子証明が使えない、という状態が何年も続いています。このご時世なんだから、「簡単設定ツール」みたいなものができませんかね? そのツールを起動したらパソコンを自動的に設定してくれるというようなツールがあってもいいと思うんですけどね。
【余談2】最初見出しを見た時、「関大」と見えたので、一瞬、「関大がどうかしたのか?」と思いましたよ。(^_^;)