https://digital.asahi.com/articles/ASMBY3RN8MBYPTIL00F.html
大阪・中之島のシンボルの一つ、大阪府立中之島図書館（国の重要文化財）をめぐり、大阪府と大阪市が対立している。主な原因は３年前にオープンした館内のカフェ。市有地を無償提供している市はカフェスペース分の借地料を求めるが、府は「図書館機能の一部」と拒否し、双方の主張は平行線をたどっている。
まあ、普通に考えたら大阪府の主張する『カフェは「図書館機能の一部」』というのは賛成できないですね。図書館が休館の日にも営業しているので、「図書館機能の一部」と言い張るのは詭弁ですね。
「カフェの運営開始時に使用料の話が上がらなかった」のは事実かもしれませんが、単に担当者の回違いであった可能性もあり、「無償貸与を合意していた」という大阪府の主張には説得力が無いですね。もちろん契約は口頭でも有効とされていますが、今回のようにトラブルになった際には「証拠」が求められるので、「口頭」のみだと「言った言わない」で決裂してしまう恐れがあります。なので、府は文書で市との合意事項を明確にしておくべきだったと思います。
なお、大阪市の方はカフェ開設以来借地料を請求してこなかった経緯を説明した方がいいですね。単に忘れていたというのもおかしな話なので…。
【余談】大阪市が解体されて特別区になったら、こういった資産は大阪府に属するのか、新たに設置される特別区に属するのか、どっちなんですかね？ 大阪府に属するのなら、都構想成立で、直ちに問題解消ですかね？(^_^;)
