MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

小中で「鎖国」消える…聖徳太子は「厩戸王」に(YOMIURI ONLINE)

  http://www.yomiuri.co.jp/national/20170214-OYT1T50142.html

鎖国」が消える――。
文部科学省が14日に公表した次期学習指導要領の改定案では、小中学校の社会科で「鎖国」の表記をやめ、「幕府の対外政策」に改める。文科省は中学歴史でも、「聖徳太子」が没後100年以上たって付いた呼称だとして、「厩戸王(うまやどのおう)」に変える。

鎖国という言葉は使われていなかった」というのはそうかもしれませんが、「幕府の対外政策」だと内容を表していないのでダメじゃないですかね? 「当時の実態に即して」いるというのならもっと具体的な表記が必要じゃないですかね?
他にも、「聖徳太子」→「聖徳太子厩戸王)」(小学校)、「厩戸王聖徳太子)」(中学校)のような変更もあるそうです。これは「聖徳太子」が没後100年頃になって名付けられたからだそうです。では各代の天皇陛下の名前も没後の諡号なので、生存中には使われていなかったはずですが、それはいいのか?
ところで、「厩戸皇子」ではなく「厩戸王」なのはなぜ? 用明天皇の第二皇子なので、「厩戸皇子」が妥当だと思うのですが、なぜ「厩戸王」なんでしょうか? また、「上宮太子」(上宮王)という呼称もあったはずですが、それは無視されたんですかね?(謎)
その他、浮世絵師の「歌川(安藤)広重」→「歌川広重」という変更もあるそうです。σ(^_^)の頃は「歌川」の名前は無く、「安藤広重」と習ったような記憶があるんですが・・・(^_^;)。調べてみると本名が「安藤重右衛門」で号が「歌川広重」だそうで、「安藤広重」と名乗った記録は無いそうです。ではなんで昔は「安藤広重」だったんだろう?(謎)