MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

信長、「見上げられる存在」意識か…岩削り居城(YOMIURI ONLINE)

  http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170208-OYT1T50022.html

戦国武将の織田信長が1563年に初めて築いた愛知県小牧市小牧山城跡で、山肌の岩盤を削って造った壁(高さ最大約5.5メートル、長さ約23メートル)が出土したと、同市教育委員会が7日発表した。
市教委は「信長は最初から壮大で堅固な城郭のプランを持っていたことがうかがえる」としている。

「壮大で堅固な城郭プラン」って思い込みじゃないんですかね?
信長の戦略では領地拡大につれて本拠地を次々に移動させていったので、小牧山城も美濃攻略の拠点にするために築かれたに過ぎないんじゃないかと思います。その証拠に美濃奪取後は稲葉山城金華山)跡に岐阜城を築き、本拠地を移転(1567年)しており、その時点で小牧山城は廃城となっています。ということで、わずか4年しか使われなかった城でした。重要拠点であればその後も重臣を置いて、活用しているはずですが・・・。
その後、小牧長久手の戦いでは徳川家康の陣地として使用されましたが、その後は放棄されたままでした。