MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「焼き鳥は串から外さないで」 飲食店の訴えに賛否両論(朝日新聞デジタル)

  http://digital.asahi.com/articles/ASJD94SVSJD9PTIL00T.html

「串から焼き鳥を外さないで」。東京の飲食店が看板を掲げたところ、インターネット上でさまざまな意見が飛び交った。忘年会シーズンも真っ盛り。焼き鳥が出てきたとき、あなたは外す派? 外さない派?(略)
「焼き鳥を串から外してシェアをして召し上がっているお客様が多く見受けられます。凄(すご)く…悲しい」「僕ら、一生懸命一本一本刺しているんです!!これでは切った肉をフライパンで焼いても同じ」……。

まず、店員の努力云々というのは調理のための話で客には関係ない話です。なので、串で焼いた取りをそのまま食べるのと、外して食べるのとで味に差があるのかないのか、という点が問題になるのですが、その点に関しては誰も言ってないんですよね。
また、店の口上によれば、(串から外して食べるのは)「フライパンで焼いても同じ」となっていますが、これを読んだ時点でこの店主は何も分かっていないんじゃないのか?と思いましたよ。だって、炭火などで直焼きするのと、フライパンなどの鉄板の上で焼くのとでは「調理法自体がまったく違う」ことになるので、外す外さない以前の問題です。それを同じと言い切る時点でこの店長はどうかと思いますね。
また、「鳥を刺して焼くには半年から1年の習熟が必要」とのことですが、これはどんな料理でも多かれ少なかれあることで、焼き鳥だけが特別という訳ではありません。繰り返しますが刺して焼くのに技術が必要なのは調理の話で、食べる際の美味しさに差が出るかどうかとは無関係な話です。この辺をごちゃごちゃにしているので話が複雑になっていますね。