MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

ビットコイン考

自転車ツーキニストを称する疋田氏のメルマガで『ビットコインは「牛乳瓶のフタ」』と書かれていました。要は本来価値のないものに、利用者間で取り決めれば価値が出てくるたとえとして言及されたようです。
そういえば、σ(^_^)も小学校のころ、牛乳瓶の蓋(紙製)を集めていました。もっともただ、コレクションとして貯めておくのではなく、遊具の一つとして実用的なものでした。要は台の上で指で弾いて相手の蓋を落とせばこちらの勝ちというシンプルなもので、勝てば相手の蓋をもらえるというものでした。基本的にビー玉やメンコなどと違って原資がゼロなので、子どもの遊具としては気軽にできるものでした。
似たようなものに酒瓶の蓋というのもありましたが、こちらは子どもが自分で飲む訳にいかないので、親や知り合いから貰わないといけないのも難点でした。また、蓋の内側の材質がコルクからプラスチックに変わると使えないので廃れてしまいました。
あの頃は何かにつけて自分たちでルールを決めてお金をかけずに遊ぶというのが基本でした。ビットコインから牛乳瓶の蓋に話題が振られて、昔のことを思い出してしまいました。
牛乳瓶の蓋や酒瓶の蓋の価値はローカルなコミュニティに限られたものですが、今回のビットコインはネットを通じて見知らぬ多数の人に支えられています。でも、その価値観が参加者により異なっていても、他者にはその違いが分からないのが怖いです。
【余談】自宅を探せば、酒瓶の蓋は残っているかもしれませんが、錆びているだろうなぁ・・・。牛乳瓶の蓋は紙なので、あるかどうか・・・。
【余談2】そういえば、ビー玉でも色や柄で価値が決まっており、ビー玉の取り合いをする遊びで、「1キ」のビー玉で「5キ」のビー玉に勝った場合は「4キ」分の「お釣り」を払わねばならないなどのルールもありました。疑似通貨化していたんですね(^_^;)。もっともビー玉以外のものと交換できるわけではなく、あくまでもビー玉同士での交換レート(?)のようなものでした。(「キ」はビー玉の価値単位みたいのもの=語源不明)