MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「鮮魚」メニュー実は冷凍 阪急阪神ホテルズ異なる表示(朝日新聞デジタル)

  http://digital.asahi.com/articles/OSK201310220009.html

阪急阪神ホテルズ(本社・大阪市)は22日、運営する8ホテルなどにある計23店舗で、メニュー表示と異なる食材を使った料理を提供していたと発表した。販売期間は2006年3月から今年9月で、利用客は延べ7万8775人に上る。景品表示法などに抵触する可能性があるとして、同社は消費者庁に報告した。

ニュースを見たら色々と言い訳をしていましたが、高い金をとるレストランがこんなことをしちゃダメですね(-_-)。客からのクレームはなかったようですが、「食べても分らない」という安易な気持ちでやっていたのだとしたら非常に残念です。
ニュースでも食材業者が「天然ものは不漁もあるので数が安定しない」というコメントをしていましたが、天然ものなればこそ、「今日はxx食限定です」とか数を限ればいいでしょうし、予約客には数が揃わなければメニュー変更をお願いする方が誠実だと思います。
また、関西の某ホテルの元シェフのコメントとして「冷凍魚でも状態が良ければ『鮮魚』、既製品にシェフが少しでも手を加えれば『手作り』とすることの何が問題なのだろう。何が適正な表示なのか、自分もよく分かっていない」というのがありましたが、産地と違って『鮮魚』『手作り』などの用語は定義にあいまいな部分があるのも確かですね。
たとえば、Wikipedia には『鮮魚』の項に「より厳密には、冷凍することも鮮魚の範疇から外れていくことになる」とあり、広くとらえれば冷凍しても正しく解凍すれば鮮魚と呼んでも構わないようにも読めます。
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