MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

TOHOシネマズ:映画料金の値下げ廃止(毎日jp)

  http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20111029ddm041040088000c.html

シネコン最大手のTOHOシネマズ(東京都千代田区)は28日、甲府市など全国7映画館で3月から行っていた、一般の基本料金を1500円に下げるテストの結果、「支持が得られなかった」として12月から1800円に戻すと発表した。1500円から1000円に下げた高校生料金については継続する。

7劇場ってどこか知りませんが(^_^;)、引き下げといいながら、各種割引をやめたんじゃなかったですかね?
>シニア割引やレイトショー割引などのサービスをやめた(asahi.com
だとしたら、シニア:1000円→1500円、レイト:1200円→1500円、レディース:1000円→1500円、夫婦二人:2000円→3000円と値上げになる訳で、場所にもよると思いますが、平日昼間のシニア層、レイトショーの中心となる若者層、レディースデイの水曜日の女性客などの入場者が「値上げ」により減るのは確実ですから「値下げ廃止」っていうのはちょっと違うかなと・・・。
特にシニアの廃止は値上げ額も大きいので客離れになりかねないですね。「値下げ」「値下げ」と謳っていますが、これまで通常料金で入場していた人がどれぐらいいて、シニア、レイト、レディースなど各種割引料金の利用者はどの程度だったのか、それぞれの客層に対してどういう影響が想定され、それでも結果として増収になるという程度の分析をして試行したと思います。その予測に対してどういう結果になったのかをしっかり分析しないとダメでしょうね。
単に値下げしたら客が増えるので若干単価を下げても増収になるに違いないという程度の安易な試行ならお話になりませんが・・・。少なくとも「支持が得られなかった」というコメントの背景が知りたいですね。