地下鉄動物園前駅からすぐの動楽亭にて。ここは桂ざこば師が開かれた席で、一部椅子席もありますが、こじんまりとした40〜50人の会場です。
今日の演目は次の通りです。
演目 | 演者 | 時間 |
三人旅 | 笑福亭 喬介 | 16分 |
火焔太鼓 | 笑福亭 たま | 22分 |
胴乱の幸助 | 林家 小染 | 34分 |
仲入 | ─ | ─ |
子はかすがい | 笑福亭 たま天 | 36分 |
まず「火焔太鼓」ですが、自分で言っていたように超短縮版で、マクラを除くと12,3分しかありません。筋はきっちりと追っているんですが・・・。σ(^_^)の世代では故志ん朝師が演じたのが印象的です(親父さんの志ん生師が今の型を作ったそうですが)。それと較べると異次元の世界ですね(*_*)☆\バキッ
トリネタの「子はかすがい」ですが、別れた夫婦が子供をきっかけに復縁する話ですが、たま君の演じ方では母親が家を出て子供は父親と暮らしているパターンですね。以前、どなたかのを聞いたときには父親が家を出て子供は母親と暮らしているパターンでした。なので、「ててなし子」として不自由な生活を送っているというのが背景にありました。父親と暮らしていると、このあたりの演出がまるで違ってきますね。確かに両方の型があると聞いたように思いますが・・・。
あと、開口一番の喬介くんの「三人旅」の冒頭の部分はこの前誰かが言ってましたが、放送禁止ネタですね。この前、「少し手を入れれば」などと書きましたが、改めてちょっと難しいのかなと思いました。
他には「唖の釣り」のように演題からして禁止なネタもあります(こちらは別題の「昆陽の御池」で演じられることが多いようですが・・・)。内容的には「三人旅」よりも手直しの仕様が無いと思いますね。