MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『アサルト13 要塞警察』 18:45

OS劇場にて。
ここには今年になってからでも来たことがあるのですが、なんと全席指定になっています。カウンターでは「この回だとどのお席でもお取りできます」というので妙なことを言うなぁと思って場内に入ると・・・・誰もいません。orz
こんな入りで全席指定などにしなくてもいいでしょうに。無駄な手数ばかり掛かって、入るのに手間取るだけだと思います。受け付けカウンターの数はサブのOS名画座と合わせて従来通りの2つだけなので、時間帯によっては行列が伸びそうです。(-_-)
それにしてもこの映画、不入りですね(321席で10人余り?)。主演のイーサン・ホークがいまいち地味でしょうか? ストーリーの設定はなかなか面白そうなんですけど。やはりストーリーで売るのなら宣伝費をかなりかけないと知れ渡らないですからね。

雪の舞う大晦日デトロイト。潜入捜査の失敗によるトラウマからデスクワークに就いている元麻薬捜査官ローニックは、老朽化のため年内で閉鎖予定の13分署で残務処理を行っていた。TVでは暗黒街の大物マリオ・ビショップの逮捕が報道されている。そんな折、囚人護送中のバスから、吹雪で進めないので13分署に一時避難させてくれとの無線が舞い込む。バスに中には話題の大物ビショップの姿があった。一抹の不安を覚えつつ囚人たちを拘留するローニック。その不安は的中する。ビショップの命を狙って何者かが署内に侵入したのだ!

囚人の護送中に襲撃を受けて、立てこもる話といえばフランス映画の『スズメバチ』(2002年)を思い出したのですが、この映画の監督さんもフランス人ですね。あの映画では護送していた警官と倉庫の警備員、さらには偶然倉庫に忍び込んだ窃盗団が共同してマフィアに包囲された倉庫で奮闘するわけです。もちろん設定はかなり違うのですが、建物に立てこもって絶望的な戦いを行なうという点でよく似ているような気がしました。
映画を見た後で考えてみると「地味」と思ったキャストも『マトリックス』シリーズのローレンス・フィッシュバーン、『ミラーズ・クロッシング』のガブリエル・バーン、『F/X』のブライアン・デネヒーと結構色々と出ていますし、さらには女優陣でもマリア・ベロが不幸にも分署に居合わせた主人公の精神分析医役で出ていました。
【追記】あとでパンフレットを読むとこの映画はジョン・カーペンター監督の実質的なデビュー作『要塞警察(V)』(1976年)のリメイクだそうです。もっとも1976年版では襲撃してくるのは報復に燃えるギャング団という設定なので、反撃されても執拗に攻撃してくるという動機の点でやや?なてんもありますが、今回の映画では襲撃の動機は十分です。もっともここで襲撃しないといけないという説得力には欠けるような気もします。あれだけ仲間が多ければ警察内などどこででも襲えるような気もします。強いて警察署を襲うという点がちょっと疑問でした。
【追記2】不入りという話を書きましたが、朝の回(11:00)の上映が中止になり、代わって『Always 三丁目の夕日』が上映されています。