インターナショナル版『駅すぱあと』みたいなソフトです。要は経路探索ソフトなんですが、地域データが世界数百都市(ちょっとオーバーかな?)のものが用意されており、必要な都市データだけを選んでインストールしておけば、世界中の主要都市交通の経路検索が行なえます。アプリケーション名は「MetrO」ですが、日本で言えば大都市圏の私鉄、JRなどまで検索対象になります。ただし、検索される経路は「最短」「乗換最少」の2種類だけです。
で、使っていると気が付くのですが、時々とんでもない検索結果を表示してくれます(笑)。
- 明石〜長居を検索
- なぜかJRから神戸市営地下鉄に乗換え、「長田」駅で下車し、大阪市営地下鉄中央線に乗換え(!)て、本町から御堂筋線で長居へ。
- 売布神社〜天下茶屋
- 蛍池でモノレールに乗換え、「少路」下車。大阪市営地下鉄千日前線「小路」に乗換え(!)て、難波まで行き、南海に乗換えて天下茶屋へ。
という具合です。
どうやらこのソフトは同一都市圏にある同一名称の別の駅の区別が出来ないようです(笑)。日本だから笑っていられますが、海外に行く時に使うのはちょっと怖いですね。地図と照らし合わせて使わないと、「***」で降りて「※※※線」に乗換え、と思ってもそんな線は何キロも離れた別の場所、ということになりかねません。