京都シネマ シネマ１にて。
2023年日本映画。
監督：ビム・ベンダース
出演：役所広司（平山正木）、柄本時生（タカシ）、アオイヤマダ（アヤ）、中野有紗（ニコ）、麻生祐未（ケイコ）、石川さゆり（ママ）、田中泯（ホームレス）、三浦友和（友山）、他。
東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いた作品です。
ある日、トイレ清掃員の平山は思いがけない再会を果たし、それをきっかけに、彼の過去に少しずつ光が当たっていく。
うーん、「小さな揺らぎ」だけでは何も起こらないのと同じなんですが、「思いがけない再会」で少し話が動きました。
【余談】本作はカンヌ国際映画祭のコンペ部門に出され、役所広司さんが男優賞を受賞したそうです。（柳楽優弥くん以来２人目）
昨日の大阪では満席で観ることができなかったのですが、京都ではミニシアターでも余裕で席が確保できました。それでも、８割以上は埋まりましたけどね。
【追記】個人的にはベンダースはあまり好きではなかったんですが、本作は日本が舞台で設定が分かりやすいし、役所広司さんが主演なので、安心できる面もあって、よかったと思います。
【余談２】ゲスト出演者は色々と豪華な顔ぶれが並んでいましたが、スナックのママ役で石川さゆりを起用して、しかも歌わせるとは贅沢だなぁ、と思う。
