MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『フラッシュオーバー 炎の消防隊』 16:20


引き続き、アップリンク京都 シネマ2にて。

2023年中国映画。
原題:驚天救援 Flashover
監督:オキサイド・パン
出演:ドゥー・ジアン(ハン=通信員)、ワン・チエンユエン(ジャオ=消防署長)、トン・リーヤー(イエ=消防技術講師)、他。

地震で被災した化学工場で爆発事故が発生。火災は工業団地へ拡がり、大規模爆発事故が引き起こされてしまう。
緊急出動した消防隊は命懸けで消火活動や人命救助に奔走。
また、近くの半壊した学校内には教師や子どもたちが閉じ込められていた。煙を避けて屋上へ避難する。

ということで、災害出動した消防隊のメンバーの活躍、さらに彼らの個人的な問題を絡めて描いたレスキューアクションです。
なかなか良くできていると言いたいところなんですが、字幕の誤訳かもしれませんが、最初の地震がM3.1 というのは小さ過ぎじゃないですかね?その程度の地震でトンネル崩落に始まる道路災害は考えにくいのですが・・・。
で、工場災害は地震による配管の緩みから薬液がポタポタ落ちているのに気がつかず、火災に至ったので、分からなくはないですが、あの程度の火災で、自衛消防隊が対応する前に爆発して、さらに隣接プラントまで波及し、市街地まで爆風が及ぶようなことってあるのかな?ちょっと疑問。
また、二度目の余震ですが、最初の M3.1 の地震の余震という規模ではなかったですね。やはり、誤訳なのかな?
【追記】ミニシアターとはいえ、59席あるスクリーンで、観客が5人は寂しいですね。場所が悪かったのかな?アジア映画なので、シネマートとかでやればいいのに、大阪だとシネ・リーブル梅田ですね。うーん、微妙かな?(^_^)
【余談】あの署長の婚約者の教師ですが、学校が被災したからと、婚約者に電話するとか無いでしょ。出動しているのに決まっていると思わないのかな?その程度のことも分からないのかな。(-_-)
で、自分が別のレスキューに救助されて、落ち着いたら、また電話しようとするし・・・。作業中だと分からないのかな? 非常識な女だ。
【余談2】ノートルダム大聖堂の火災を題材にしたフランス映画では消防士の安全を第一にということで、安全が確保されるまでは中に入らないというのが徹底されていました。しかし、本作の場合は取り残されている人の救助もあったので、突入して重傷者を出していますし、調査チームが崩壊リスクのある建物に入って、人命が失われることになりました。この辺はどうなんだろう?と思いましたよ。
特に現場には素人の女性を連れていくって、あり得ないと思う。知見があるのなら、リモートでも指示はできるはず。結果的に彼女のために1名犠牲になった訳だし・・・。(まあ、そいつのスケベ根性が志願の動機でしたが。(^_^;))