MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『土砂降り』 10:00


九条のシネ・ヌーヴォにて。
岡田茉莉子特集での上映です。

1957年松竹作品。
監督:中村登
原作:北条秀司
出演:岡田茉莉子(長女松子)、佐田啓二(須藤一夫=松子の縁談相手)、沢村貞子(阿部たね=連れ込み旅館の女将/松子の母)、田浦正巳(長男竹之助)、桑野みゆき(次女梅代)、山村聰(大久保和吉=たねの旦那)、三谷幸子(旅館の女中初枝)、日守新一(阿部由松=たねの弟)、野辺かほる(阿部亀代=由松の妻)、高橋トヨ(須藤滋子=一夫の母)、他。
役所に勤める松子は、実家が連れ込み旅館であり、母はある男性の妾で、父はその旦那だということで、職場の同僚須藤との縁談が破談になってしまう。そのショックから松子は家出。
二年後。
神戸のキャバレーでホステスをしていた松子のところに客として須藤が現れた。須藤は汚職事件から逃げてきたのだ。松子は須藤を匿うのだが、須藤は実家の母に松子が放さないので帰れないと手紙を書く。須藤の母はたねに文句を言いに行く。須藤と実家に戻った松子はそれを知って絶望し、須藤と無理心中してしまう。

なかなか、陰惨な話ですね。また、当時映倫の審査で成人映画(今で言う R18+ )の指定を受けたそうです。あの松竹が成人指定でそのまま封ぎったんですね。ちょっと意外です。
というか、どのあたりが「成人指定」に該当したんですかね?