MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「大阪だけ無償は不公平」近畿の私学団体が難色 大阪府の高校無償化策がピンチ(産経ニュース)

https://www.sankei.com/article/20230619-U6P5LNEYUBIE3EN6G26Q7CF2ZY/

大阪府が進める高校授業料の完全無償化をめぐり、近畿2府4県の私学団体でつくる近畿私立中学高等学校連合会は19日、大阪市内で臨時総会を開き、府が示す現時点での素案について「賛成できない」との意見を表明した。

いやいや、これは私学連合会の方が正論でしょう。ピンチも何も一方的に学校側に負担を押し付けるのはおかしいと反発が起きるのは当然です。また、学校側が大阪府在住の生徒についてのみ、授業料の1部(年間60万円を超える分)を負担するというのは公平性の観点からもおかしな話です。
府の施策として無償化するのなら、その財源は府が賄うべきで、学校側に負担を強いるのでは誰も納得しないでしょう。
このあたりが維新の政策が信用できないところなんですよね。(-_-)
知事さんは「1校1校の意見を聞き、理解を得られるようにしたい」と話しているそうですが、無理な話だと思います。
現在、大阪府下の学校は学校側の負担で無償化を維持しているそうですが、所得制限が撤廃されれば、学校側の負担がかなり増えることになりそうで、これも問題になっています。
大阪府(維新)は他人のふんどし(学校側の負担)で相撲を取っている(授業料無償化という政策を実行している)ということなので、元々おかしな話です。これまで大阪府内の学校がよく飲んできたなと思います。
他府県の学校に拡大するとなれば、反発が広がるのは当然ですよ。