MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『僕が愛したすべての君へ』 14:10


さらに引き続き、MOVIX京都 シアター4にて。

2022年「僕愛」「君愛」製作委員会作品。
監督:松本淳
原作:乙野四方字
出演(声):宮沢氷魚(高崎暦)、橋本愛(瀧川和音)、蒔田彩珠(佐藤栞)、水野美紀(佐藤紘子=所長)、余貴美子(和音=老後)、西岡徳馬(暦=老後)、他。

「どちらから見るかで結末が変わる」というのが宣伝文句でしたが、「両方見ないと話が分からない」というか、「両方見ても疑問点だらけ」という感じですかね。
上映後、グループで見に来ていた若い人たちは、場内が明るくなるや否や「さっきの・・・」などとお互いに解釈をぶつけ合っていましたね。

こちらの作品の解説サイトにある「2作を読むと互いの世界が絡み合っている様子が見えてくる」という原作への評価はそのまま映画化されても同じのようです。
ただ、「見えてくる」ものもありますが、2作品はそれぞれが「異なるパラレルワールド」を描いた作品なので、完全にはリンクしない部分もあるので、謎は謎のままで、観客の想像に委ねられている部分が多いですね。