https://www.yomiuri.co.jp/national/20210409-OYT1T50372/
インド南部やスリランカなどが原産の外来種ワカケホンセイインコが、前橋市内を拠点に２０年以上にわたり野生化し、じわりと生息数を増やしている。愛らしい姿は繁殖地である同市元総社町の総社神社のご朱印に採用され、地域おこしに一役買っている。一方で、生息地では農作物を食い荒らす「害鳥」とされているため、専門家は「今後の推移には注意が必要」と警鐘を鳴らしている。
比較的寿命が長く、飼いきれなくなった飼い主が無責任にも放鳥したものか、もしくは逃げ出したものが繁殖したものだそうです。飼いきれなくなったからと無責任に野に放つのはやめてほしいですね。
神社の御朱印に使って町おこしもいいのですが、農家にとっては作物を食い荒らす害鳥ですからね。幸いにも現時点では深刻な農業被害は無いようですが、糞によって樹木が枯れたり、市街地だと悪臭の原因になったりする恐れもあります。
また、元々日本にいなかった外来種なので、生態系への影響も無視できないと思います。なので、本来は早めに駆除すべきだったんですが、なかなか難しそうです。
神社の宮司さんは「インコに罪は無い」とおっしゃっていますが、外来種なので駆除はやむを得ないかもしれません。
【余談】σ(^_^)の地元の市役所近くの木にも夕方になるとムクドリの大群がやってきます。それほど深刻ではないですが、歩道には糞が落ちていたりするので、被害に遭った方もいるかもしれません。これは全国各地で問題になっていますね。
