MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『危険な女たち』 18:00

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シネ・ヌーヴォにて。
野村芳太郎監督特集】での上映です。

1985年松竹作品。
監督:野村芳太郎
原作:アガサ・クリスティー「ホロー荘の殺人」
出演:大竹しのぶ(棚瀬紀子)、藤真利子(津田淳子/橘まゆみ)、和由布子(水野美智子)、寺尾聰(棚瀬秀雄=院長代行)、三田村邦彦(升森弘)、池上季実子(藤井冴子)、夏八木勲(堂園警部)、小沢栄太郎(絹村健一郎=院長)、北林谷栄(絹村ハナ=健一郎の妻)、石坂浩二枇杷坂周平=別荘の隣人)、日色ともゑ枇杷坂家の家政婦)、他。
南紀・白浜の別荘でおきた殺人事件をもとに、女の愛憎のドラマを描いた作品です。
隣家の作家ということで、枇杷坂(石坂浩二)が金田一並の推理を展開するという、「何の映画」とツッコミたくなりました。まあ、原作のポワロの役割ということなんですかね。
【余談】事件後、すぐに硝煙反応の検査をすれば犯人も分かって一件落着だったのに、二三日後に気が付いたって、警察はバカじゃないのか? おまけに「お祓い」と称して証拠隠滅するのを許してしまうし・・・。
【追記】四人の女優さんの競演というふれ込みでしたが、蓋を開けてみれば、藤真利子さんと和由布子はやや影が薄く、大竹しのぶ vs 池上季実子という「男女7人」の前哨戦のような構図になっていました。(^_^)