MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

入船亭扇遊 桂文之助 二人会 18:30

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天満天神繁昌亭にて。
以前はトリイホールで開いていたそうですが、同ホールの閉館に伴って、繁昌亭で開くことにしたそうです。
今日の演目は次の通りでした。

  • いらちの愛宕詣り/桂弥っこ(15分)
  • へっつい幽霊/桂文之助(27分)
  • 突落し/入船亭扇遊(36分)
  • 中入り
  • 棒鱈/入船亭扇遊(24分)
  • 宇治の柴舟/桂文之助(24分)

何の因果か(?)、これまで(多分)聞いたことが無かったであろう「棒鱈」を今週二回も聞くことになりました。酒席での話なんですが、江戸っ子が田舎侍の訛りを嘲笑して喧嘩になる話なので、あまり楽しい噺ではないですね。
ちなみにサゲは「くっしゃみ講釈」と似たもので、現在では意味が分からなくなっていますが、扇遊師匠は昔通りに演じていました。
【余談】デジタル大辞泉小学館)で「故障」を調べると、

  1. 機械や身体などの機能が正常に働かなくなること。「電車が故障する」「猛練習で故障する選手が相次ぐ」
  2. 物事の進行が損なわれるような事情。さしさわり。「故障がないかぎり参加する」
  3. 異議。苦情。「何かと―を言いたててわめく」〈有島・生れ出づる悩み

となっていましたが、現在ではほぼ1の意味でしか使わないですね。2の意味だと「支障」を使うと思います。落語の「棒鱈」や「くっしゃみ講釈」での意味は3なので、普通に聞いていたら通じないでしょうね。(^_^;)