天満天神繁昌亭にて。
以前はトリイホールで開いていたそうですが、同ホールの閉館に伴って、繁昌亭で開くことにしたそうです。
今日の演目は次の通りでした。
何の因果か(?)、これまで(多分)聞いたことが無かったであろう「棒鱈」を今週二回も聞くことになりました。酒席での話なんですが、江戸っ子が田舎侍の訛りを嘲笑して喧嘩になる話なので、あまり楽しい噺ではないですね。
ちなみにサゲは「くっしゃみ講釈」と似たもので、現在では意味が分からなくなっていますが、扇遊師匠は昔通りに演じていました。
【余談】デジタル大辞泉(小学館)で「故障」を調べると、
- 機械や身体などの機能が正常に働かなくなること。「電車が故障する」「猛練習で故障する選手が相次ぐ」
- 物事の進行が損なわれるような事情。さしさわり。「故障がないかぎり参加する」
- 異議。苦情。「何かと―を言いたててわめく」〈有島・生れ出づる悩み〉
となっていましたが、現在ではほぼ1の意味でしか使わないですね。2の意味だと「支障」を使うと思います。落語の「棒鱈」や「くっしゃみ講釈」での意味は3なので、普通に聞いていたら通じないでしょうね。(^_^;)