商店街の奥にある古風な旅館。
「龜屋寄席」というのは、この亀屋旅館で不定期に行われている落語会ですが、σ(^_^)はこれまで参加したことがありませんでした。一度、当日の午前中に電話したら、「予約でいっぱいです」と断られたし・・・。
↑お座敷に設えられた立派な高座。
旧西国街道の旧芥川宿にある亀屋旅館の二階座敷にて。
なんでも、桂宗助倶楽部発足を記念した会だそうですが、宗助さんは来年八十八を襲名するので、倶楽部の名前も変わるのかな?(^_^;)
今日は前座も助演も無しで、高座に上がるのは宗助さんだけです。
- 米朝師匠の想い出話/桂宗助(65分)
- 中入り
- 怪談 市川堤/桂宗助(42分)
前半は師匠の米朝さんにまつわる諸々の裏話(?)をたっぷりと。一応、カンニングペーパーを用意されていましたが、どうしても話の途中で新たに(?)思い出した話を喋ったりして脱線しますね。それがまた面白いんですが・・・。(^_^)
後半は怪談噺で、落語(会話中心)よりは講談(地の文中心)に近い感じになりますね。
それにしても、終盤、市川堤で次郎兵衛がお紺を殺したのはなぜだろう? 改心したはずの次郎兵衛も昔の悪事を知るお紺が怖かったんですかね? もっとも、お紺との生活では博打三昧という以外にはあまり「悪事」には関わらなかったはずなのに何でだろう?(謎)