航空自衛隊小松基地（石川県小松市）の格納庫で戦闘機が整備される様子などが無断撮影され、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開されたことが分かった。
記事によると「敷地外からの撮影を制限する権限はなく、法的責任は問えない」そうですが、そもそも機密性が高い作業なら格納庫の扉を閉めておくべきだったんじゃないですかね？ 扉を開け放って機密と言われてもねぇ。
今後は基地外からの撮影を見かけたら注意するそうですが、禁止できない行為を「注意」して効果があるのでしょうか？ それとも警察を呼んで駐禁とかで取り締まって貰うんでしょうか？
一般的に「盗撮」に適用されるのは迷惑防止条例や軽犯罪法ですが、これらは裸や下着姿などが対象で、この事例のような「軍事情報」は対象外ですね。刑法の不法侵入も敷地外からの撮影なので適用されません。確かに日本では記事にあるように取り締まる法律がありませんね。しかし、海外ならスパイ容疑で捕まりそうなんですよね（映画『旅の終わり 世界のはじまり』などのように）。日本がスパイ天国と言われてきた状況は今も変わらないようです。
