MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

関空、7日に部分再開へ 国内線19便 運営会社が発表(朝日新聞デジタル)

  https://digital.asahi.com/articles/ASL9677DFL96PTIL02F.html

台風21号の高潮で滑走路などが冠水し、連絡橋の損傷で全面欠航が続いていた関西空港を運営する関西エアポートは6日夜、7日に部分的に運航再開すると発表した。格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが運航する午前11時50分発新潟行きの便を皮切りに、ピーチと日本航空の国内線計19便が発着する。

安倍首相の「鶴の一声」(?)で今日からの一部運行再開が決まった訳ですが、空港アクセスに関して、関空連絡橋の一般車の通行は認められていないため、JR日根野駅または南海・泉佐野駅からのシャトルバスか、もしくは神戸空港からのベイ・シャトルによることになります。
なお、当面は再開したとはいえ、運行できる便数は限られるのと、国際線の再開見込は未定で、完全復活にはかなりの期間を要しそうです。特に関空連絡橋の破損状態が酷い(橋桁が数mズレて、鉄道橋に乗り上げる形で架線(信号系も?)を破損しているので、復旧工事は難航しそうです。
また、松井大阪府知事は緊急避難措置として、伊丹空港神戸空港で国際線を一時的に発着できないか、周辺自治体と協議を始めているとも報じられています。ただ、国際線の運航には入国審査、税関、検疫などの体制がないため、すぐに国際線の発着を行なうということは困難でしょう。

大阪府松井一郎知事は6日、首相官邸和泉洋人首相補佐官と面会し、関空が全面使用できない間、大阪(伊丹)空港と神戸空港が国際線などで代替機能を担えるよう要請した。和泉氏は「国としては協力する」とし、関係自治体との協議を早期に進めるよう松井氏に求めた。

訪日外国人の減少を懸念する安倍政権と地元自治体は、規制緩和などの本格議論を棚上げした格好で、大阪(伊丹)、神戸両空港が国際便を一部引き受ける「異例の対応」に向けて調整に入った。