MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

法・東・立大「選手の安全担保されず」日大戦中止の意向(朝日新聞デジタル)

  https://digital.asahi.com/articles/ASL5G4636L5GUTQP019.html

アメリカンフットボールの日大の守備選手が、関学大との定期戦(6日、東京)で過度な反則行為をし、相手選手を負傷させた問題で、日大と同じ関東1部の法大、東大、立大の3校は14日、春の日大戦を中止する意向の文書を関東学生連盟に送った。連盟は同日、3試合の中止を公式ホームページで発表した。

これは事件です。
6日の関学戦は関東であったので、話が伝わってきていないのですが、東大の森ヘッドコーチによると「選手の安全が担保されていない状況下では試合はやれない」ということのようです。関東連盟は日大の内田ヘッドコーチに厳重注意処分を行ない、内田氏は春の試合のベンチ入りと8月末までの現場指導の自粛を行なうと連盟に回答したらしいです。
なお、問題の反則のプレーが朝日新聞の記事ページに出ていましたが、パスを投じてから2秒というと、通常では考えられないほど時間がたっています。ヒットを受けたQBは完全に力が抜けている状態で背後から腰のあたりにヒットされ、海老ぞり状になった後、地面に叩きつけられていました。こんな酷いラフプレーは見たことが無いですよ。パスを投げた直後にタックルするのはよく見ますし、それが少し遅れて反則になるというのはたまにありますが、この日大の選手のプレーは考えられないですね。
【関連報道】

なお、日本大学アメフト部の公式サイトには「本学選手による試合中の重大な反則行為について」( http://nu-phoenix.com/topics/6785/ )という記事が5月10日付で出ていました。
また、関東学生アメリカンフットボール連盟の公式サイトにも3大学の日大戦中止の記事(14日付)の他、10日付で「日本大学の選手による試合中の重大な反則行為について」( http://www.kcfa.jp/information/detail/id=2195 )という記事があり、経緯についてかなり詳細に掲載されていました。それによると連盟内に規律委員会を設置し、今回の件について調査し、報告するとしています。
それにしても防具を付けているとはいえ、肉体的にハードなコンタクトを伴うスポーツであるアメリカンフットボールにおいて今回のような「不必要な乱暴行為」を超える反則行為が発生したことは非常に残念です。(-_-)