高槻アレックスシネマ スクリーン1にて。
2018年「羊の木」製作委員会作品。
監督:吉田大八/原作:山上たつひこ&いがらしみきお/出演:錦戸亮、木村文乃、松田龍平、北村一輝、優香、市川実日子、田中泯、水澤伸吾、北見敏之、中村有志、安藤玉恵、深水三章、松尾諭、他。
うーん、なかなか難しいテーマでしたね。前科のある人に対してどう向き合うのか、主人公は建前では市の職員として受け入れていますが、いざ自分の肉親(父親)や友人(片思いの元同級生)が関わったとなると拒否反応を示してしまいます。
また、結果的に6人中1人が再犯に及び、もう1人も寸前ということになってしまいましたが、これって「やっぱり一度罪を犯したものは、再び罪を犯す」というイメージを広げることにならないですかね? 残りの4人はとりあえずセーフのようですが・・・。
【余談】これが遺作にあたる深水三章さんはどこで出てくるのかな?と思っていたら、過去の被害者の父親で、犯人が仮出所したことを知って探しにきた男という役でした。「刑事その1」とかより、話に関わる役でよかったです。