MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

アマゾンの当日配送撤退 ヤマトが方針 ネット通販転機に(日本経済新聞 電子版)

  http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15027450X00C17A4MM8000/

宅配最大手のヤマト運輸は最大の取引先であるインターネット通販大手アマゾン・ドット・コムの当日配送サービスの受託から撤退する方針を固めた。夜に配達しなければならない荷物が増え、人手不足の中、従業員の負担が増しているため取引を見直す。アマゾンは日本郵便などへの委託を増やす考えだが、ヤマトの撤退でサービス縮小を余儀なくされる可能性がある。

ちょうど(?)昨日の朝日新聞の夕刊のコラム「葦 夕べに考える」に『スローな配送にしてくれ』というコラムが掲載されていました。
この中で著者は『「お急ぎ便」ならぬ「ホントにそろってからでいいです便」なんて選択肢が欲しくなる』と書いていましたが、全くその通りで、当日配達とか必要な人ってどれだけいてるのかなと思います。
また、以前、再配達削減のために時間指定便の再配達は有料化するという案も出ていましたが、受取人が意図(指定)していないのに時間指定便で送ってくる通販業者もいるので、その時間帯を知らずに不在にする受取人もいると思うので、再配達の有料化実施には課題も多いと思います。
まあ、この記事のようにヤマトが当日配達からの撤退を決めたのは英断だと思います。ただ、この結果、アマゾンがヤマトからJPにシフトするだけなら、今度はJPの負荷が増大するだけなので、本質的な解決にはなっていないような気がします。
プレミアム会員でも当日配達には別途料金が発生するような仕組みにして、本当に必要な人だけが当日は配達を利用するようにして、当日配達便を抑制するなどの施策が必要だと思います。