高槻アレックスシネマ スクリーン9で、昨年亡くなった高倉健さんの追悼上映です。午前十時の映画祭でも上映されましたが、見逃したので(^_^;)。
1989年アメリカ映画。
監督:リドリー・スコット/出演:マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、松田優作、高倉健、ケイト・キャプショー、若山富三郎、神山繁、小野みゆき、國村隼、内田裕也、ガッツ石松、安岡力也、島木譲二、他。
オープニングタイトルを眺めていると突然ヤン・デ・ヴォンの名前が出てきてビックリしましたが、この頃は撮影監督だったんですね。知りませんでした。
しかし、日本(大阪)人の目から見たらツッコミどころが多すぎて困りますね(^_^;)。
- 戎橋付近の事件現場から歩いてホテルに向かった主人公たちが、次のシーンでは十三の栄町通りを歩いていた。何キロ歩いてるの?(最初は道頓堀を歩いているのかな、と思いましたが、よく見たら十三でした)
- 警察の剣道の道場で、稽古場を囲むようにパイプ椅子が並んでいた。(普通は正座でしょう)
- 松本の自宅に掛かっていた額の文字が(左から横書きで)『功者労』になっていた(^_^;)。
- 小野みゆきを尾行するシーンは大阪中央卸売市場で撮影されていましたが、日本の市場はあんな夜(夜中?)に営業していないはず。
- 日本のヤクザの親分(菅井)の年頃ならあんな騒々しい店には行かないと思う。
- 製鉄所(?)のシーンで出勤する従業員の自転車の洪水のような場面がありましたが、日本であれはないんじゃ無いのかな?
- ラストの農場も微妙に日本っぽくない(^_^;)。
- アメリカなどでセットを組んで撮影したシーンの日本語看板に意味不明なものが多い。
などなど。細かい点をあげればまだまだありそうです。