昼席に続き、天満天神繁昌亭にて。
正月恒例の林家一門会です。染丸師匠の状態が心配でしたが、やはりまだ後遺症がかなりあるようですね。早くお元気になってほしいものです。
今日の演目は次の通りでした。
- 狸の鯉/林家愛染(15分)
- 堪忍袋/林家染太(17分)
- やかん/林家笑丸(19分)
- しじみ売り/林家染二(27分)
- 仲入り
- 新春対談/染丸・花丸(14分)
- 餅屋問答/林家菊丸(22分)
- お父さんは魔法使い/林家花丸(22分)
- 天下一浮かれの屑より/林家染雀(31分)
中トリは惣領弟子の染二さん。マクラでは色々と笑わせてくれましたが、本編では上方では珍しい人情噺を聞かせて戴きました。この噺もあまりやり手がいないですね。最近、他では文我さんぐらいでしょうか。
仲入り後は染丸師匠と花丸さんの「対談」で、師匠や先代などの時代の正月の様子などを語ってくれました。
菊丸さんはまだ襲名した名前に慣れないのか、頭で気づかぬ内に「染弥 三代目をよろしく」と言い違えていましたが、早く慣れないと(^_^;)。
花丸さんのネタは小佐田先生書き下ろしのシュールな新作ですが、「時代設定はいつやねん!」とツッコミたくなります。
トリは染雀さんの「屑より」で、ご自身でおっしゃっていたように染丸師匠が得意にされていたネタでした。楽屋の手も要りますし、演者さんも体力の要るネタですが、流石は染雀さんですね。
とにかく最初から最後まで楽しませて戴きました(^_^)。