http://www.yomiuri.co.jp/national/20140527-OYT1T50032.html
消費税率が「８％」になってまもなく２か月だが、東京都営地下鉄では運賃はいまだに値上げしておらず、「５％」の時のままだ。
公営交通機関の運賃改定には条例改正が必要で議会手続きに時間がかかったためで、利用客に請求できない増税分は公金で肩代わりするしかない。４月の税率アップに運賃改定が間に合わなかったのは東京都を含め全国５自治体。取り損ねた増税分は自治体が負担しなければならず、その総額は２０億円超に上る見通しだ。
議会の手続きに時間がかかったって・・・。
反対する要因は無いんだし、粛々と値上げすればいいだけじゃないのかな？ 現に関西の各市では遅滞なく値上げされましたが・・・。（中には政策的に据え置きや値下げもありましたが）
＞公営交通の運賃は条例で定められており、「議会の同意なしに見切り発車することはできない」
こんな理由で議会の可決まで発注自体をしなかったのが原因らしいですが、まさにお役所仕事の典型ですよね。法律の方が優先するので、閣議決定を受けて直ちに準備作業に着手する（予備作業はその前から行なう）のは当たり前だと思うのですが・・・(-_-)。
この結果、本来利用者が負担すべき消費税の一部を全市民のお金である公金で負担することになったわけで、まったく困ったものです。
