- 作者: 今野敏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 文庫
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自衛隊隊員の中から選抜された主人公がボスと二人だけの組織のメンバーとして海外組織による日本でのテロ活動に対抗していくお話の第1作。
宗教団体の幹部が誘拐される事件が続発。たいていは数日で無事に返されたが、雷光教団の教祖は殺害されてしまった。謎の組織の目的とは・・・。
ということでなかなかスリリングな展開なんですが、一転だけ残念なのはちょっと時代設定が古いんですよね。まだ東西ドイツ分裂の時代で、主人公もモサドのメンバーも連絡手段は公衆電話っていうところで現時点で読むとなんじゃそれ?という感じになってしまいます(^_^;)。
でも、続編は読みたいな。
【余談】ちなみに元々のタイトルは「新人類戦線」→「封印の血脈」と改題した後に、今の「特殊防諜班」に再度改めたようです。