購入「古典落語（上）」興津要（講談社文庫）

古典落語 上 (講談社文庫 お 5-1)

先日、id:wakadoshi さんと繁昌亭の後で飲んだ際に話した本で、私が中学の頃に読み、現在に至るまでの落語趣味のバックボーンになっている本です。内容としては各ネタのテキストと解説が収録されている他、上巻には「落語の歴史」という解説文も収録されています。
「上」「下」「続」「続々」「続々々」「大尾」の全６冊で、初期は江戸落語ばかり30本余りでしたが、「続」以降では上方落語も数本〜10本程度収録されています。
ただ、初版発行は1972年（40年前！）なので、品切れまたは絶版になっているようです。ただし、古書としては入手可能です（Amazon の MarketPlace でも150円〜600円程度で購入可能）。また、その後、講談社学術文庫から「古典落語」「古典落語（続）」というのが刊行されていますが、収録されているネタの数はそれぞれ20本程度と少ないようです。
今回は再読のため、電子文庫パブリで「上」を購入しました。
本文テキスト「うそつき弥次郎」より
巻末の「落語の歴史」の中の「落語ということば」より