http://www.asahi.com/national/update/1118/TKY201011180428.html
直径１５〜２０センチの小さな車輪が特徴の折りたたみ自転車は、フレームなどが強度不足で品質に問題がある――。国民生活センターは１８日、そんなテスト結果を公表した。段差を乗り上げる際に破損するケースが多く、販売業者に対し、強度を高めるよう製品の改善を求めている。
詳細な報告は国民生活センターのサイトで公開されています。
テスト条件は「15km/h で 4cm の段差を上る」ですが、この場合、オリジナルモデルの A-Bike Plus ではフレームの変形ですみましたが、他のコピー商品ではフレームの破損に至ったそうです。また、どのモデルでも前方に転倒するなど段差部の走行は非常に危険だそうです。ちなみに 10km/h でも上記段差を走行可能なものは無いとか。
なお、歩行者並みの 4km/h では段差部で横に倒れたとありますが、そもそもこの速度では自転車として安定性を維持できないので、このテスト自体がおかしいと思います・・・(^_^;)。
このテストに使われたのは６インチ車／８インチ車でしたが、８インチ車でも危ないとなると、人が持ち運ぶことを前提とした折り畳み自転車は使えないということになりますね。σ(^_^)はパシフィックキャリーミーシリーズ（８インチ車）ぐらいはどうかなとも考えていたんですが・・・。このシリーズは今回のテスト対象になっていませんでした。
- 小径タイヤの折りたたみ自転車の安全性（国民生活センター）
