職場で飲むのに色々と即席飲料を物色しています。簡単にのめて、美味しくて、カロリーが余り高くないものという我儘な基準です(^_^;)。で、今日飲んだのは「抹茶かたくり」というやつです。カロリー的には余り低くは無いのですが、とろみがあってなかなか美味です。安いし(^_^;)。
これを飲みながら考えていたのですが「抹茶かたくり」は材料に片栗粉を使うからその名がついています。でも原料を見ると馬鈴薯澱粉と書かれています。考えてみれば、本来の片栗粉は植物の「かたくり」の根から取るものなので、そんなに大量に生産されるはずもなく、あったとしてもきっと高価でしょう。ところが、芋の澱粉が「片栗粉」として大手を振って販売されています。これは食品偽装ではないでしょうか？ 原料に馬鈴薯って書いてあれば問題無いのかな？
同じようなものに「わらび餅」があります。あれも本来はわらびの根（地下茎）から取った澱粉で作るはずです。でも、抽出に手間がかかり、量も少ないので、わらびの澱粉は今では大変高価なものになったので、普通に売っているのは馬鈴薯やタピオカの澱粉を使っているそうです。これを「わらび餅」として平気で販売しているのですから、食品偽装の根は深いと言えるのではないでしょうか？
そういえば「がんもどき」はガンの肉の代わりに味を似せて作った豆腐の加工食品（他説あり）ですが、あれは「もどき」と名乗っているので良心的ですね。
「わらび餅もどき」とか「片栗粉もどき」などの名前で売っていれば罪は無い？(^_^;)
