MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

高校必修 未履修11県66校 7000人超、補修検討(産経新聞)

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061026-00000000-san-soci

富山県立高岡南高校などで必修の地理歴史2科目のうち1科目しか履修していなかった問題で、岩手県山形県など少なくとも11県66校で同様の未履修があったことが25日、分かった。このまま履修しないと約7000人の3年生が卒業できない恐れがある。氷山の一角と指摘する予備校関係者もおり、未履修は今後拡大しそうだ。文部科学省は同日、全国の公立高校の必修科目の取り扱いについて実態調査に乗り出した。

昨夜夕刊のトップに出ていたのを見ました。
気になるのは、

  • 学校ぐるみで実施されている。
  • 教育委員会は「関知せず、校長の責任」という無責任発言。

という点ですね。
また、予備校関係者のコメントとして「指導要領が大学受験の現実に対応していない」というのがありましたが、先にも書いたように高校は大学受験のための予備校では無いので、まったく的外れなコメントですね(-_-)。
建前論かもしれませんが、高校は大学入学のための予備校では無い訳ですから、指導要領に定められた必須教科はきちんと授業を行なうべきでしょう。矛盾があるのなら、学校→教育委員会→文部省という風に意見を上げる仕組みがないとダメですね。実態はこの逆方向に上意下達的に「指導」が来るだけなんでしょうね。
今はどうか知りませんが、大昔σ(^_^)が在学していた頃は高校で「単位」なんか考えたことも無かったですね。「学校が定めた時間割で勉強してテストできちんとした点を取れば卒業できる」くらいにしか考えていませんでした。単位について真剣に考えたのは大学に入ってからでしたよ。