MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ザ・インタープリター』 19:10

TOHOシネマズ高槻にて。
監督はシドニー・ポラック。主演はニコール・キッドマンショーン・ペン

ニューヨークの国連本部で同時通訳の仕事をしているシルヴィア(ニコール・キッドマン)は偶然アフリカのマトボ共和国の独裁者ズワーニの暗殺計画らしき会話を漏れ聞いたと訴え出た。シークレットサービスのケリー捜査官(ショーン・ペン)は暗殺計画の真偽の捜査を行なうのだが、シルヴィアのアパートに不審者が侵入したため、彼女の警護も行なうことになった。


タイトルですが「ザ」じゃなくて「ジ」が正しいのでは?というのは、昔「ザ・インターネット」の時にも議論されたことですね。無理に「ザ」を付けなくてもいいのにと思います。
監督のシドニー・ポラックは社会問題をうまく取り込んだ娯楽作品を送り出すことで定評がありますが、俳優としてもいくつかの作品に出演している他、自作にちょこっと顔を出すことでも知られています。本作ではシークレットサービスのケリー捜査官の上司として数シーンに顔を出していました。
さて、映画の方ですが、なかなか楽しめた作品でしたね。さすがはポラック監督です。犯人(実行犯)は早くに顔を見せるので分かっていますが、彼に指示を出している真の黒幕は誰かが焦点です。
以下、ネタバレ注意。
やはり予告編はイカンですね。「彼の失敗は彼女の言葉を信じたこと」だとシルヴィアが何か嘘を言っていると分かってしまいますよね。なので、シルヴィアの嘘はどこか?と思って見てしまいました。
また、彼女の供述の真偽を確かめるために嘘発見器にかけるシーンで偶然部屋の前を通りかかったズワーニの警備主任の顔を見たシルヴィアがひどく動揺しますが、これは何か伏線かと思ったのですが、警備主任とシルヴィアの関係については作品中では説明が無かったようで、せっかく張った(?)伏線が放置されていたのが残念です。