MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

シネコン化の悩み

近年は郊外型のみならず、都心の映画館でもシネコン化が進んでいます。シネコン化しないのは一部のいわゆる「単館系」の映画館ぐらいでしょう。で、シネコン化で見る側から見た問題点がいくつか出てきています。

  • 全席指定席制
    • 当初は一部の上映作品(混雑が予想される人気作品)のみ全席指定だったのですが、最近のシネコンは全館全席指定のところが多いようです。以前某所でも議論したのですが、満員が前提の場合は席の確保に並ばなくても良いなどのメリットがあるのですが、空いている映画で全席指定にすると弊害が目立ちます。
      • 空いているのに妙に席を固めて販売するので隣の人と肘掛け争奪戦が始まるとか(*_*)☆\バキッ
      • 「見やすい席をお取りいたします」と案内係は言うが、好みの席は人によって違うので、係り委員の言う「見やすい席」がどんなものか理解していないと意に反した席に座らされます。
      • などなど
    • 要は空いている映画なら自由席定員制で十分では?ということです。単館系はたいていこのタイプ。ちなみに近所のシネコンは「自由席定員制」なので愛用している大きな理由になっています。
  • 上映時間の頻繁な変更
    • 以前は封切りから公開終了までほぼ一定の時間で上映していましたが、シネコン化してからは需要に応じて、また上映側の都合に合わせて、上映時刻や上映回数などを頻繁に変更するようになりました。
    • そのため、たいていの映画館では一週間の上映予定時刻を印刷したガイドを配っていますが、これの配布がその週の直前にならないと始まらない(土曜日以降の予定表は金曜日くらいにならないと配布されない)映画館が多いので、いざというときには役に立たない。
    • 近所のシネコンでは木曜日くらいにメールマガジンで上映時刻のお知らせが来ますが、一部の映画については「直接劇場へお問い合わせください」としか書いておらず役に立ちません。
    • 当然ですが、情報誌(『ぴあ』など)でも上映時刻が掲載されないことが多くなりました。
  • 窓口の混雑
    • 指定席制や自由席定員制だと前売り券を持っていても入場前に上映回や座席を指定した当日券と交換する必要があります。そのため、特に休日などには発券所の混雑が顕著で、映画館にもよりますが、上映開始の直前に着いたのでは行列している間に上映が始まってしまうということもあります。
    • 映画館によっては窓口の数が少ないので、慢性的に混雑しているところもあります。開館直後は係員も不慣れなめ、時間がかかるのは分かりますが、いつまでたっても窓口に行列が出来ているような映画館は避けた方がいいでしょう。また、窓口はたくさんあるのに係員を半分くらいしか配置していないので、行列が伸びてしまっているのもよく見かけます。
    • 当日の行列を避けるため、事前に座席指定券を発券する映画館も増えましたが、映画館によっては「2日前から」というところもあり、週末に映画を見るために木曜日や金曜日にわざわざ映画館に出向くというのも面倒です。
    • 以前のように行列を後目に前売り券でさっと入場できた頃が懐かしく思います。