MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『故郷へ綿の会』

桂 米二さん

米朝門下の米二さんの会です。「故郷へ錦」というにはまだまだ、ということで「故郷へ綿」だそうです(^_^)。
ふだんは平日の夜にありますが、たまたま(?)祝日の昼間に場所が取れたとかで、昼間に行なわれました。会場は京都市山科区にある東部文化会館です。夜の会だと他はひっそりとしているのですが、休日の昼間ということで他の部屋でもさまざまなイベントが行なわれているようでした。そのため駐車場の割り当てが少ないと米二さんがこぼしていました。(^_^)
なお、演目は次の通りでした。

  • 「煮売家」   桂 二乗
  • 「饅頭こわい」 桂 米二
  • 「あくびの稽古」桂 都んぼ
  • 「植木屋娘」  桂 米二

開口一番の二乗さんは米二さんのお弟子さんです。演目の「煮売家」は東の旅(大阪から伊勢参りに行く道中を題材にした長〜い噺)の一部です。
「饅頭こわい」は東京では前座ネタとされていますが、上方では途中で色々と膨らませて、演じ方次第では40分以上にもなる大ネタ(?)に化けることもあります。今日も40分余りと長くなりました。
「あくびの稽古」は『稽古もの』(?)のひとつで、おなじみの喜公が「あくび」を習いに行くという阿呆らしいお話です。
「植木屋娘」は学は無いもののちょっとした身代のできた植木屋が娘の婿に近所の寺の小姓を迎えようとして起こる騒動の話です。