MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

京阪、全席指定の車両つき特急登場「高齢化で要望増え」(朝日新聞デジタル)

  http://www.asahi.com/articles/ASK3Z5SR7K3ZPLFA00P.html

京阪電気鉄道は30日、全席座席指定の有料車両「プレミアムカー」が1両ついた特急の運行を8月から始めると発表した。平日には上下計95本、土日祝日は上下計113本を走らせる。京阪本線出町柳(京都)―淀屋橋(大阪)間で8月20日から走り、通常の運賃に加えて距離に応じて400円か500円がかかる。座席数は40で、利用券はインターネットか特急停車駅の窓口で買えるようにする。

高齢者の要望で確実に着席できるようにしたとのことですが、平日の通勤時間帯にも運転するのでしょうか? そうすると高齢者というよりは通勤客が主たる利用者になると思いますが、定期券+利用券でも乗車できるんですかね?
これとは別に平日朝(通勤時)に全席指定のライナー車を設定するそうですが、きちんと利用券が売れるのでしょうか? 全席完売しても立席を認めないと、外から見たらガラガラの電車が走ることになりますが、利用券を売ることで採算は取れるんですかね?

定年後勤務、教授らの賃下げ「無効」…札幌地裁(YOMIURI ONLINE)

  http://www.yomiuri.co.jp/national/20170331-OYT1T50066.html

札幌大学(札幌市)で定年後の勤務延長制度を利用して勤務していた教授ら14人が、不当に賃金を引き下げられたとして、減額分など約1億2660万円の支払いを求めた訴訟で、札幌地裁(湯川浩昭裁判長)は30日、同大に総額約1億410万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

就業規則の変更に当たっては全労働者の過半数を代表するもの意見を聴取し、主管官公庁に届け出る際にそのう意見書を添付することが労基法で決まっているので、こに記事にある札幌大学就業規則変更は違法なものだったのは明らかです。なので、この判決は妥当なものです。
なお、記事には「組合の合意を得ずに就業規則を改定」とあり、判決では「緩和措置がなく、引き下げの具体的根拠の説明も無かった」ことから無効としています。法で定めた意見聴取の手続きに触れていないのは謎ですね。
【追記】就業規則の改訂に組合の同意を得る義務は無く、「意見」を添えて届け出れば認められます。実際には労使協議で合意が無いと争議に繋がったりするので、両社が譲歩して合意点を見出すのが普通ですけどね。

西鉄「ニモカ」函館で発進 交通系IC、九州外進出なぜ(朝日新聞デジタル)

  http://digital.asahi.com/articles/ASK3P3DC6K3PTIPE00J.html

北海道函館市で、西日本鉄道(福岡市)の交通系ICカード「nimoca(ニモカ)」のシステムが導入され、25日から利用が始まった。約1300キロも離れた場所で、なぜニモカなのか。理由は、函館市が望む機能と西鉄の強みが合致したからだった。

西鉄nimoca はバスの乗降停留所を記録して鉄道との乗り継ぎ処理を行なう機能を持っているそうで、JR系のカードには無い特徴があります。函館では市電とバスの乗り継ぎなどの運用に有効だというのが採用の理由だそうです。
大阪市でも地下鉄と市バスの乗り継ぎシステムがありますが、乗車停留所や乗降時刻の記録が無いこともあり、地下鉄との乗り継ぎには停留所の制限などはありません。なので、同じ日なら遠く離れた全く関係のない路線同士や、何時間も経過した後でも乗り継ぎができる状態になっています。(σ(^_^)はそれを活用しているんですが・・・)