MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ほつれる』 16:15


シネ・リーブル梅田 シネマ1にて。

2023年「ほつれる」製作委員会作品。
監督・脚本:加藤拓也
出演:門脇麦(綿子)、田村健太郎(文則=綿子の夫)、染谷将太(木村=綿子の不倫相手)、黒木華(英梨=綿子の友人)、古舘寛治(哲也=木村の父)、安藤聖(依子=木村の妻)、他。

綿子と夫の文則の間は冷えきっていた。綿子は木村と不倫関係にあったのだが、不倫旅行の後、別れた直後に木村は交通事故で亡くなってしまう。
ここから綿子の日常が狂い始める・・・。

麦ちゃん主演ということで見に来たのですが・・・うーん、結末もアレですが、登場人物の誰にも感情移入できないですね。
文則も離婚歴があり、前妻との間に息子がいて、文則が定期的に会いに行くことに綿子は不満らしいし、そんな状況で、文則は今住んでいるマンションを賃貸に出して、一戸建てを買い、夫婦仲を見直して、子供も作りたいとか言い出すし・・・。
綿子も木村に貰った指環に拘ってトラブルを拡げていくし・・・。
英梨の立ち位置だけがよく分からなかったですね。不倫関係は知らないようだけど、綿子が墓参りに行くと言うと疑問も感じずに同行するし・・・。
ちょっと、お勧めしかねる作品ですかね。
タイトルも「ほつれる」というよりは「もつれる」じゃないのかな?「ほつれる」だと、まとまっていたものがバラバラになる、という意味ですが、本作ではそれが錯綜しちゃっているので・・・。(^_^;)